18歳以上で運転免許証さえ持っていれば仕事を始められる「デリヘルドライバー」に興味を持っている方は多いと思います。今回は、そんなドライバーの求人にフォーカス!地域別の給与、ドライバーとして高収入を得るためのコツなどについてまとめてみました
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デリヘルドライバーは高収入?給料をエリア別に徹底調査!

この記事の目次
デリヘルドライバーの各エリア給料相場

ここでは、各地の気になる給料の相場について、地方ごとにまとめています。
関東
デリヘルドライバー求人の多くは日給あるいは時給制ですが、関東地方では日給の相場が12,000~15,000円、時給の相場が1,000~2,000円となっています。
正社員だけでなくアルバイトスタッフとしてドライバーを募集しているお店もありますが、金額は大きく変わらないようです。
また、正社員募集のお店では月給制のところも少なくありません。
月給30万円が相場ですが、特に東京都では50万円で求人しているところもあるようです。
やはり人口が多いこともあって風俗の需要が高く、好条件で働き手を求めるお店が見られます。
千葉や埼玉、神奈川といった周辺のエリアも、集客力の高い風俗街が見られることもあって求人数が多く、給料も高くなっているようです。
関西
大阪、京都といった都市があり、関西を代表する雄琴(滋賀県)、福原(兵庫県)といったソープ街も見られる関西地方では日給10,000円、あるいは時給1,000円が相場です。
アルバイトスタッフとして募集しているお店もありますが、その場合は時給制が基本。金額の相場は1,000円というところです。
一方、正社員募集のお店の場合、日給制・時給制のほかに月給制(相場は20~30万円)のところも見られます。
ちなみに、ソープ街の雄琴や福原では、最寄り駅からお店までお客様の送迎を担当する「送迎ドライバー」の求人を出しているお店が見られます。
遠方に住んでいるキャストが退勤する場合、送迎ドライバーが彼女を自宅や指定の場所まで送っていくこともあるようです。
北海道
道庁所在地の札幌市に、北日本最大級の歓楽街「すすきの」がある北海道。
ソープランド、ファッションヘルスやピンサロのほかデリヘルの営業も盛んで、デリヘルドライバーの求人が数多く見つかるエリアです。
ドライバーの給料相場は、時給800~1,000円。
「社用車あり」「自家用車を使用する場合はガソリン代支給」というところも見られるので、よりしっかり高収入を手にしたいという方はそのようなお店の求人をチェックすることをおすすめします。
ソープやヘルスなど店舗型のお店で、閉店ギリギリまで仕事をするキャストを自宅に送り届ける「送迎ドライバー」の求人が見られるのもポイントです。
出勤時間が夜なので、昼間はサラリーマンとして仕事をしているという方の副業アルバイトにもぴったりです。
東北
宮城県仙台市の「国分町」「一番町」をはじめ、各県の主要都市で風俗が盛んな歓楽街が見られる東北地方。デリヘルドライバーの給料相場は、時給800~1,000円です。
正社員、アルバイトともに金額にそれほど差はありません。
ちなみに、20~30代の若い男性が重宝されがちな風俗業界ですが、東北ではミドル世代以上の男性も積極的に採用しているというお店が見られます。
そのようなお店であれば、定年退職後に新たに仕事を探しているという方もスムーズに働くお店を見つけることができるでしょう。
東海
愛知県の県庁所在地・名古屋市に「栄・錦」という歓楽街があり、岐阜県岐阜市には「金津園」という東日本屈指のソープ街も見られる東海地方。
デリヘルドライバーや、ソープランドの送迎ドライバーなどの求人が見られます。
時給相場は1,000円以上。月給制(相場は30万円前後)のお店も少なくありません。
アルバイトの場合は時給制が基本で、金額の相場は1,000円前後となるようです。
ただし、「免許取得から3年以上」という条件を付けているところもあり、お店によってはドライバー以外の仕事も任されるというところがあります。
求人内容をチェックしたうえで、自分に合うところを選んでいただければと思います。
中国・四国
このエリアで最大の都市である広島市には、ファッションヘルス、ソープランドなどの店舗が密集する風俗街「薬研堀」がありますが、全体としてはデリヘルがメインです。
そんな中国・四国地方のデリヘルドライバー求人は時給制、日給制が基本。
時給相場は800~1,200円、日給相場は6,000円です。
たくさんのキャストを抱えるお店が多いので、5人以上が乗れるバンを持ち込める方が特に重宝される傾向があるようです。
九州・沖縄
西日本有数の都市として知られる福岡や、日本が世界に誇る観光地である沖縄といったエリアを含む九州・沖縄地方。日給10,000円、時給800~900円がドライバーの給料相場となっています。
特に時給の相場は全国的に見ると少し低めですが、自分の自動車を使う場合は1,000円を超えたり、ドライバー業務中に食事をとる際の食事代がプラスされたり、経験次第で昇給のチャンスがあったりというお店もあるようです。
ちなみに、アルバイトスタッフの場合は時給制が基本となり、給料の相場は正社員と大きく変わりません。
デリヘルドライバーで高収入を得る為のコツ

ここでは、デリヘルドライバーとして働きたい方がより高い収入を得るためのコツについてまとめてみました。
正社員で稼ぐ
デリヘルドライバーの求人には、正社員求人とアルバイト求人の2種類がありますが、単純に高収入を得られる可能性が高いのは正社員求人です。
日給制・月給制のお店が多いので、安定した収入を得られるのがメリットです。
時給制のアルバイトでは、特に風俗業界で「閑散期」にあたる2~3月や8月末~9月の時期、思ったほど稼げない場合があります。
お客様の数が少ないので、途中で「今日はもう帰っていいよ」と言われてしまい、繁忙期よりも働ける時間が短く、やる気があってもその分だけ給料が下がってしまう可能性があります。
一方、日給制・月給制の正社員の場合は、早上がりすることになったとしても給料の額は変わりません。
アルバイトでも稼げる
デリヘルドライバーのアルバイトは、「時間の融通が効く」という点が大きな特徴です。
本業を持っているサラリーマンの方などは、副業にピッタリといえるでしょう。
さらに、働き方次第ではしっかり高収入のチャンスをつかめます。
たとえばドライバーの数がそれほど多くないお店では、ドライバーの就業時間が長く、時給制であれば頑張ったら頑張った分だけ、しっかり収入を得ることができます。
歩合で稼ぐ
デリヘルドライバーの給与システムは「時給制」「日給制」「月給制」などが一般的ですが、「歩合制」のお店も見られます。
歩合制とは、たとえば「送迎1回につき2,000円」のように、仕事の回数で給料が決まるシステムです。
特に、利用するお客様が多い都心の人気店なら、高収入の期待が高まります。
ただしデメリットとして、普段から利用するお客様の数が少ない地域やお店だと、「待機ばかりで全然稼げなかった」ということになりかねないので、注意しましょう。
また、上にも書いたように閑散期に当たる時期は仕事の回数が少なく、歩合で稼げなくなる可能性があるので注意する必要があります。
「稼げるお店」を探す
デリヘルドライバーで高収入を得るには、そもそも「稼げるお店」を探すことが大切です。
業界には、「社用車を用意してくれる」「交通費を支給してくれる」というお店がある一方で、「車は持ち込みが基本」「ガソリン代はドライバー持ち」というところもあります。
どちらがより稼げるかといえば、言うまでもなく前者のほうがこちらの負担が少ない分、高い収入を得ることができるでしょう。
求人内容をあらかじめしっかりチェックしたうえで、どのお店に応募するか決めましょう。
デリヘルドライバーとして注意すべきポイント

ここでは、デリヘルドライバーとして押さえておきたい注意点をまとめてみたいと思います。
安全運転
言うまでもなく、いちばん大切なポイントです。
事故を起こしたり交通違反が発覚したりすると、お店やキャストに迷惑がかかります。
特に、事故など起こしてキャストにケガを負わせたりすると、お店にとってもキャストにとっても大きな損失につながりかねません。
交通ルールをしっかり守った丁寧な運転を心がけましょう。
また、車の故障が原因で事故などを起こさないよう、車のメンテナンスもしっかり行うことをおすすめします。
時間厳守
デリヘルでは、「時間厳守」が大切です。
ドライバーは、お客様が指定された時間に間に合うよう、キャストを送り届ける必要があります。
たとえば、たくさんのお客様から人気を得ているキャストは、びっしりと1日のスケジュールが入っています。
そのうち1回でも到着が遅れてしまうと、その後のすべてのスケジュールに影響を及ぼします。
安全運転を心がけつつも、遅れなどがないように、ルートの確認や渋滞情報のチェックなどをしっかり行うようにしましょう。
キャストへの気配り
ドライバーは、「気配り」が大事な仕事です。
たとえば、タクシードライバーは後ろに乗せるお客様が快適な時間を過ごせるように気配りをしますし、トラックドライバーは荷物が破損したりしないように気配りを欠かしません。
デリヘルドライバーの場合、後ろに乗せるキャストへの気配りをしっかり行う必要があります。
彼女たちは、仕事を重ねる中で心身ともにストレスをためてしまいがち。車の中では静かに休みたいと思っている女性が多いようです。
というわけで、振動がないように丁寧な運転を心がけ、掃除もこまめに行い、希望がない限りは音楽などをかけずに静かな環境を作り、また快適に過ごせるようニオイケアなどもしっかり行う必要があります。
各エリアのキャスト&お客様の特徴

デリヘルドライバー、送迎ドライバーといった風俗業界のドライバーは、後部座席にキャストやお客様を乗せて走ることになります。
多くのお店では、「ドライバーがキャストやお客様と必要以上に話す必要はない」としていますが、近い距離で接することに違いはありません。どんな人がいるのか気になるという方も多いでしょう。
そこで、ここではエリアごとのキャスト、お客様の特徴をまとめてみたいと思います。
東京・吉原のキャスト&お客様の特徴
東京・吉原は、日本全国に見られるソープ街の中でも特に最大級の規模を誇ります。
キャストやお客様の送り迎えを担当する送迎ドライバーの求人が、特に多く見られるエリアです。
日々、数多くのお客様をさばくキャストは、多くが風俗経験豊富な女性。送迎車では静かに体を休めているというケースがほとんどです。
もちろん中には風俗経験が浅い、あるいはまったくない新人キャストもいるかと思いますが、ソープの仕事内容はハードなので、彼女たちも車では体を休めていることが多いようです。
安全運転を心がけることはもちろんですが、カーブで車を揺らしたり急停車をしたりしないよう、気をつける必要があるといえるでしょう。
一方、全国的にその名を知られた風俗街ということもあり、お客様は若い男性からお年寄りまで年齢層はさまざまです。
また、特に高級ソープのお客様は遊び方がわかっている紳士的な方ばかりであるといえます。
関西のキャストの特徴
関西の主要都市である大阪や京都は、全国から多くの人が集まる都市です。
特に大阪市は東京23区に次ぐ大都市ということもあって、さまざまな地域の人が進学、就職などをきっかけに移り住み、生活を始めるエリア。
中国・四国、九州・沖縄といった西日本の地方出身の人が多く見られます。
そのようなこともあって、キャストはお喋り好きで賑やかな“ザ・ナニワ”という感じの女の子が多いかと思いきや、そうでもなかったということがあるようです。
「たくさん話しかけたほうが、ノリよく会話が弾んで車内の時間を楽しく過ごしてもらえるに違いない」
そう考えて積極的に話しかけてみたら、逆にキャストからの評価が落ちてしまうということも考えられます。
そもそも、風俗業界ではデリヘルドライバーを含む男性スタッフがキャストと親しくなりすぎることは好ましくないと考えられています。
挨拶以外の会話は原則禁止しているというお店もあるので、キャストが誰であれドライバーの仕事に徹するべきであるといえるでしょう。
北海道のキャストの特徴
札幌市の歓楽街「すすきの」周辺をはじめ、道内各地で盛んにデリヘルが営業している北海道。
北海道出身の女性がキャストとして働いているケースが多い傾向にありますが、色白でおっとりした性格の女性が多いかと思いきや、実は気が強くてハキハキしているのが北海道の女性の特徴といわれています。
風俗業界では、年齢に関係なく立場的にはキャストのほうが上です。
特に仕事続きでキャストが疲れている場合などは、「スピードが速すぎる」「ラジオがうるさい」などと言われることがあるかもしれません。
丁寧に安全運転で車を走らせ、車内の環境を常に整えておくことをおすすめします。
東海のキャストの特徴
東京や大阪に次ぐ規模を誇る名古屋市を中心とする東海地方は、「派手好き」な女性が多いという特徴があります。
特に名古屋市では、ブランド物が好きで華麗に着飾る女性が多いようです。
派手で賑やかな外見の女性は、一見すると「明るい性格で話好き」のように思われるかもしれません。
「送迎中は気分を盛り上げるためにお喋りをしたほうが良いのだろうか」
と考える方もいるかもしれませんが、要注意です。
すでに書いたように、デリヘルの送迎車は「静かな環境」を作ることが大事。静かに過ごしたい女性のことを考え、こちらからは極力話しかけず、安全運転を心がけましょう。
沖縄のキャストの特徴
沖縄に限ったものではなく、東京や大阪、名古屋、福岡といった大都市以外の「地方」全体でいえることでもあるのですが、「キャストは普通の子が多い」という傾向があります。
沖縄をはじめとする地方のエリアは、都市部に比べて最低賃金が低いのが特徴です。
特に若い女性は、会社員やフリーターとして働くだけではなかなか満足のいく生活を送ることができません。
そこで、高収入が約束された風俗の業界に足を向ける「普通の女性」が多いと考えられます。
風俗業界に慣れないうちは「挨拶以外は原則として会話禁止」のルールを理解せず、積極的に話しかけてくるキャストもいるかと思いますが、こちらは「必要最小限の受け答えのみ」というルールを守って接することを心がける必要があります。
デリヘルドライバーの体験談をご紹介

ここでは、風俗業界で「デリヘルドライバー」の仕事を選んだ男性の体験談をお届けしたいと思います。
【体験談①】デリヘルドライバーに転職してよかった
私はこれまで何度か仕事を転々としてきましたが、なかなか自分に合った仕事が見つかりませんでした。
私はコミュニケーションが苦手で、接客も上手くいかないし、チームワークで取り組むべき仕事でもやりづらさばかりを感じていました。
そこで、「ひとりで出来る仕事」を探してみることにしました。
個人タクシーとかトラックドライバーみたいなドライバー業がいちばん手っ取り早いかと思われましたが、特別な免許が必要だし……。
困っていたところで、デリヘルドライバーの求人を見つけました。
「普通免許だけでOK」「人と喋る必要もない」というので、私にピッタリだと思って応募し、ありがたいことに則採用してもらえて働くことになったのです。
実際に働いてみると、確かに後ろに乗せる女性はたいてい静かに過ごしたい方が多いみたいなので、気が楽です。それなりに収入も満足できる額なので、デリヘルドライバーに転職してよかったと思っています。
【体験談②】副業でデリヘルドライバーを選んでよかった
僕は昼間サラリーマンとして働いているんですけど、小さい会社だし、なかなか給料が上がらなくて……。最近は彼女と結婚の話も出ているんですが、このままではちゃんとした結婚式を挙げられるかどうかも心もとなく……。
そんなときに、デリヘルドライバーのアルバイト求人を見つけました。
車を運転するのは好きだし、「短時間でもOK」とのことだったので、さっそく応募して始めてみました。
最初は道に迷いそうになったりするなどミスもありましたが、慣れてからはミスもなく働けています。
シフトも融通が効くので、副業にはピッタリだと思います。デリヘルドライバーを始めてよかったです!
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、風俗のデリヘルドライバーについてまとめてみました。
タクシードライバーの場合は「普通第二種免許」を、トラックドライバーの場合は「中型自動車免許」や「大型自動車免許」などを取得する必要がありますが、風俗業界のドライバーは「普通第一種免許」を持ってさえいればOK。
また、お客様やキャストと必要以上に深く接する必要がないところもポイントです。
「ドライバーに興味がある」
「接客は苦手だけど風俗の高収入は魅力」
という方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
この記事を書いた人
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野郎WORKマガジン編集部[ 担当記事一覧 ]
野郎WORK立ち上げ当初からプロジェクトに関わる運営・編集部スタッフ。風俗やキャバクラなどのナイトワークのお仕事探しに役立つ情報や業界のこぼれ話しなどを幅広くご紹介いたします。