今回は「キャバクラと風俗店、それぞれに適性のある人とは?」をテーマにお送りします。
キャバクラも風俗店も「学歴・職歴不問」「実力重視」が基本です。
実際、パッとしない経歴の持ち主がナイトワークで大活躍して高収入を得るというケースは少なくありません。
とはいえ、やはり「ナイトワークならどれを選んでも良い」というわけではなく、「自分に合った職場で働く」ということを考える必要があります。
キャバクラと風俗店、それぞれの特徴
キャバクラでも風俗店でも、男性スタッフのお仕事は「お客様に接すること」「キャストのサポートをすること」が基本です。
しかし、その内容にはそれぞれの業種にしかない特徴が見られます。
キャバクラの特徴
キャバクラの男性スタッフは、お客様が来店してからお店を出るまで、キャストのサポートを行います。
お客様を席に案内し、「付け回し」を担当するスタッフの指示に従ってキャストをお客様の席につけます。その後はキャストの合図に従い、ドリンクやチャーム(おつまみ)、新しい灰皿などを運びます。
風俗店の「おもてなし」はお客様とキャストが1対1になるところで行われますが、キャバクラの場合は男性スタッフのお仕事も不可欠です。
風俗店の特徴
風俗店の男性スタッフのお仕事は、いわばお客様とキャストが顔を合わせる段取りをつけること。
たとえば、派遣型のデリヘルではお客様の電話に応えてキャストを派遣するところまでが男性スタッフのお仕事です。
ただし、お客様が自分に合うキャストをスムーズに見つけられるよう、お店のHP(ホームページ)に画像を載せたり、プロフィールを作成したり、また出勤情報や待機情報をこまめに更新したりといったお仕事も男性スタッフに任されることになります。
キャバクラと風俗店、それぞれの給与目安

以上、キャバクラと風俗店、それぞれの特徴についてまとめてみました。
ところで、
「仕事の内容が異なるということは、給与額も異なるのでは?」
という疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、そのあたりはどうなっているのでしょうか?
結論からいえば、実際のところキャバクラと風俗店の間で給与額の違いはほとんどありません。
たとえば「店舗スタッフ」として正社員採用された場合、地域によって異なりますが、いずれも平均的な月給は25~30万円といったところ。各種ボーナス・手当の内容や金額もそれほど変わりません。
「どちらがより稼げるか」ではなく、上で説明したようなそれぞれの「特徴」を押さえ、また以下に説明するような「それぞれに必要なスキル」「それぞれこんな人が向いている」という情報をチェックしたうえで、選ぶ必要があるといえるでしょう。
キャバクラと風俗、それぞれに必要なスキル
キャバクラで必要なスキル
お客様の注文を聞いてお応えする「接客」の仕事がメインとなる、キャバクラの店舗スタッフ。
礼儀正しくテキパキとお聞きし、注文の品を丁寧に運ぶ、「ウェイター業務」のスキルが必要不可欠です。
また、「キッチンスタッフ」「エスコートスタッフ」の場合は、それぞれに異なるスキルが必要となります。
たとえばキッチンスタッフは、本格的な調理のスキルは求められませんが、注文されたカクテルや軽食を手早く、それでいて味も見栄えも良いものに仕上げて出す必要があります。
風俗店で必要なスキル
キャバクラと同じく、接客スキルは欠かせません。
特に、店舗型のファッションヘルスやソープランド、受付用の店舗があるホテヘルなどでは、お客様と目と目を合わせる「対人コミュニケーション」のスキルが必要といえます。
ただし、店舗を持たないデリヘルなどで働く場合、電話口で対応できる能力があれば十分につとまります。
「人と目を合わせて話すのが苦手」という方は、こちらを選ぶべきといえるでしょう。
いずれも運転免許は必須
キャバクラにせよ風俗店にせよ、店舗スタッフとして入店するためには「運転免許」が欠かせません。
終電がなくなったキャストを送っていく「ドライバー業務」を担当することがあるからです。
本来なら、風俗店もキャバクラも「送迎ドライバー」が担当しますが、日によっては「キャストの出勤数が多くドライバーの出勤数が少ない」という場合もあります。
そのような場合には、店舗スタッフがドライバー役をつとめるわけです。
キャバクラに向いているのはこんな人

先ほど紹介した「キャバクラの特徴」をもとに、ここではキャバクラに向いているのはどのような人なのか、まとめてみたいと思います。
ウェイター業務が苦にならない人
キャバクラの男性スタッフは、特に入店後すぐの時期にはウェイター業務を任されることになります。
「付け回し」やキャストの出勤管理といったキャバクラならではのお仕事は、「マネージャー」に昇格したスタッフのお仕事。入店後はまずウェイター業務をしっかりこなし、お店の上層部やキャストに「仕事がデキる男」という印象を持ってもらうことが必要です。
そんなキャバクラに向いているのは、たとえば「飲食バイトの経験があってすでにコツをつかんでいる」「ウェイター業務は苦にならないし、むしろ楽しい」という方。
そのような方なら無理なくお仕事ができ、高収入のチャンスをつかみやすいといえるでしょう。
ひとつの仕事を極めたい人
キャバクラの中には、ホールスタッフ(ウェイター)とは別に、ドリンクやチャーム、あるいはちょっとした軽食の準備を担当する「キッチンスタッフ」、またお店の出入口でお客様をお迎えして上着を受け取ったり席まで案内したり、お帰りの際に送り出したりする「エスコートスタッフ」の求人をしているところもあります。
それぞれのお仕事を極め、「お店のキッチンを取りしきるプロになる」「エスコートの腕を磨いて接客マナーのプロになる」ということに魅力を感じる方は、そのようなお店の求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。
風俗店に向いているのはこんな人
「おもてなし」のメインは、キャストとお客様が1対1の密室で行われるのが基本の風俗店。
そのようなお店に向いているのは、どのような人なのでしょうか?
いろんな仕事に興味がある人
お客様が理想的なキャストに出会い、気持ちよく遊ぶために必要なさまざまなお仕事を任される風俗店の男性スタッフ。店舗型のお店では受付に立ち、派遣型のお店では電話で応対して希望を聞き、最適なキャストを案内します。
そのかたわら、ネットでキャストの情報をチェックするお客様のためにパソコンに向かい、時にはカメラマンが撮影した画像に加工を施したりすることもあります。
そのような風俗店のお仕事に向いているのは、「いろんな仕事に興味がある人」ということになるでしょう。
特に、接客だけでなくWeb関係のお仕事にも興味があるという方にとっては、その後の人生に役立つ経験を積める場になることは間違いありません。
まとめ
いかがでしょうか。
今回はキャバクラと風俗店、それぞれ適性があるのはどのような人なのかをまとめてみました。
「楽しく働けて、しかもガッツリ稼げる」
そんな環境でお仕事をするからこそ、日々の生活がより充実したものに感じられるものです。
今、求人情報を前にキャバクラと風俗店を見比べつつ「どちらを選ぶべきか」とお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!