出勤
「不安がなかったと言えばウソになる」が、業界で決めつけるのは勿体ない

―――入社のキッカケは何ですか?
20歳を過ぎてから、建築現場での仕事を8年か9年したんですね。最後は現場監督という感じ。なかなかのハードワーク。きつかったですよ。
でも辞めたのは、きついからっていう理由ではないんです。これからの自分のキャリアを思った時に、先が見えなかったんですね。人生の展望が開けなかった。
そりゃ開けなくても仕事はできるかもしれない。目の前のことをこなしていればいいのかもしれない。でもそれで年取った時、自分に何が残ります? そもそも仕事のハードさと収入考えて、ちゃんと年取れんのかっていう(笑)。
それで、知人からの紹介でこちらの会社に入ったんですけど、未知の世界ですからね。全然不安がなかったって言ったら、ウソになります。
―――ここではどんなお仕事をされていますか?
ドライバーの仕事にはじまって、受付、配車、シフト管理、Webの更新、清算、女性キャストさんのケア……。
僕は内勤スタッフとして入ったんですけど、最初の1か月は中の仕事をほとんどしなかったんですね。「熊倉君、ドライバーやって」って言われて、キャストの女性の送迎ばかりしていました。
例えば電話の受付をしてお客様に場所を指定されたら、配車するのにもう道路の様子が浮かびます。自分が走った道ですから。「そこちょっと道細いはずですから気をつけて」って言えるわけです。
―――会社・お店の雰囲気について教えてください。
きちんと事業として「こうなったら、こうなる」という形で利益に結びつくからですよね。自分の収入にもなる。
だからって、ものすごいキツい労働をしているかっていうと、そんなことないんです。平均10時間ぐらいで、早く帰れる時は帰れますからね。
みんな誤解してますけど、この仕事はムリしてるから儲かるっていう事業モデルじゃないんですよ。もしそうだとしたら、そのお店が、企業としてあんまり良いお店じゃないんです。
―――やりがいを感じるのはどんな時ですか?
電話での自分の話術ももちろんですけど、例えば自分がレタッチした写真のおかげで、女性キャストさんの人気がグッて上がるなんてことがあります。アクセス数や指名という形で表れるから、上司にも伝わります。
この仕事は、きちんと費用対効果まで考えてやるべきことをやったらしっかり収益を上げられる事業なんです。そのことが、今の自分にはよくわかります。
―――今後の目標を聞かせてください。
僕の今の目標は年収2千万円です。
実際その夢をかなえている方もウチのグループにはいる。
今はすごいやりがいありますよ。自分で「真面目になったなあ」って感じられるぐらい(笑)。やっぱり色んなものが、数字にダイレクトに反映されることが多いので、単純に嬉しいですよね。
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