「お客様も従業員も女の子もみんな大切にする」会社での笑顔を作る仕事とは

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―――入社のキッカケは何ですか？

専門学校を卒業して、某企業の人事・教育担当として働いていました。その会社に不満があったわけではないんですが、むしろいろいろ勉強させていただけたと感謝してます。

ただ、もっといろんな世界を見てみたいという思いもあって、キャバクラとユメオトグループのお店でアルバイトを始めました。そこでキャストとスタッフの間を橋渡しするのがいかに重要かってことがわかったんです。

お店を運営していくうえでも、またより大きく発展していくためにも、会社と働く人との関係って、とても大事だなって思って、いつかはそこを繋ぐような仕事をしてみたいって思うようになっていったんです。

そんな時に、所属するお店の店長さんから声をかけていただき、本気でケアチームの仕事について考えるようになりました。

―――ここではどんなお仕事をされていますか？

お店で働くキャストさんのケアが一番の仕事になります。例えば入店間もないキャストとさんに、こちらから困りごとなどがないかメールをさせていただいたり…。

もし相談事があるようでしたら、チャットで詳しい状況を確認します。もちろん直接お会いして直にお話を聞くこともあります。

仕事に対する意識も考え方や働く動機も、本当に人それぞれなので、誰もが最初から心を開いてくれているわけではありません。まずは相手の気持ちになって、問題点をひとつひとつ理解していく地道な作業からスタートすることがほとんどです。

でも、最後にはいつも「安心して働けるようになりました」と笑顔で仰っていただけるので、本当に働き甲斐がある仕事だと思っています。

―――会社・お店の雰囲気について教えてください。

ユメオトグループって、お客様も従業員も女の子もみんな大切にするってコンセプトの会社なんですよ。こうした考え方は、経営陣はもちろん、店舗で働く社員にもしっかり浸透しています。ひと言でいえば思いやりのある会社ですね。

給料や待遇面でもまったく不満はないんです。悪いところも挙げたほうがいいかなって思うんですけど、ホントに思いつかなくて…（笑）。

もちろん小さな行き違いみたいなことはあります。でもそこは私たちのチームで早期解決を図るので、もめごとに発展することもなく、すぐに誤解が溶けていると思います。

お店の雰囲気が悪かったりするのって、大抵は小さな行き違いが積もり積もって環境に影響を及ぼしていると思うんですよね。だから行き違いがあっても小さい芽のうちに摘んでしまえれば、関係性が崩れることもないのかなって。

―――やりがいを感じるのはどんな時ですか？

やっぱり悩みを抱えている女の子って、どこか沈んだ表情になってしまっているケースが多いんです。でも、悩みが晴れた瞬間にパっと表情が明るくなるんです。そんな素敵な笑顔を観るのがなによりうれしいですね。

表情が明るくなると、もっと綺麗になるから指名も増えるんです。指名が増えれば、当然女の子は助かるし、それがお店の発展にもダイレクトにつながるからスタッフさんも笑顔になります。

そんな様子を日々見ていると、なんだか私たちの仕事って人の笑顔を作る仕事なんだなって感じられて、自分自身もうれしくなっちゃうんです。

みんなが幸せになれる良いサイクルを作ることができるというのは、これ以上ないやりがいだと思っています。

―――入社後、身についたスキルはありますか？

具体的な資格とかではなくて、もっと基本的なことなんですけど、常に相手の気持ちになって考えるっていうのを意識できるようになりました。それに伴いコミュニケーション能力もレベルアップしたんじゃないかと。

仕事だけでなくプライベートでも、表情が柔らかくなったとか、昔より気が利くとか言われたりもします。これもひとつの財産でありスキルなのかなって思ったりもしてます（笑）。

―――今後の目標を聞かせてください。

ユメオトグループでは2000人近くのキャストさんが働いています。私たちのチームだけではどうしても手が回らなくって、正直、歯がゆい思いをすることも。

今はまだ人手不足で難しいけれど、将来的には各店舗に最低でも1人はケアスタッフを常駐させることができたらなと思っています。

悩みごとを抱えていたり、困っていたり、また道に迷っているキャストさんは、まだまだたくさんいらっしゃいます。そんな彼女たちと真剣に向き合うことで、少しでも良い方向に道を示すことが私たちの役目です。

困難もありますが、それ以上のやりがいと喜びがあります。キャストさんだけでなく、スタッフさんや自分自身も含めて、みんな笑顔になるようにするのが、ちょっと壮大すぎるかもしれないけど最終目標です（笑）。